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下着の替え時と古い下着を使い続けるデメリット

下着は洋服と同様、着用すればするほどどんどん劣化していきます。

ましてや着用するごとに洗うのでどんどん生地も弱くなっていきます。

しかし着用回数の多い下着は自分にとってはとても楽で、フィット感もあるのでなかなか捨てることが出来ません。

一体どのタイミングで下着は替えればいいのでしょうか。

人によって汚くなってきた、生地が駄目になってきたなど基準は違います。

意外と知られていない下着の替え時を徹底解析していきます。

古い下着を使い続けることのデメリット

下着に寿命が来ていることを分かっていながらも、まだ着用出来るからと捨てるのがもったいなくなる人が多いと思います。

パンツの場合はゴムが緩むと履けなくなりますが、ブラジャーの場合は緩んだ方が楽だと考える人も多いでしょう。

しかし古い下着を使い続けることで、バストの垂れや姿勢の歪み、体の緩みにまで繋がっていきます。

緩んだ方が楽なのは、購入当初と体型が変わってしまったことを意味するのです。

下着の寿命

下着にも寿命があるのをご存知でしょうか。

ブラジャーは大体100回くらいの着用で寿命が来るといわれています。

着用の度に回数を数えるわけはいきませんが、週に数回着用していると考えると大体1年くらいが寿命となります。

勝負下着だからとたまにしか着用しないブラジャーでも、月日が経つと生地自体が劣化していくので3年くらい経つと風合いが変わっていきます。

着心地が悪くてあまり着用していない下着などもずっと保管していても着る機会がありませんし、どんどん劣化していくだけなのです。

一方パンツはブラジャーよりも早い70日間が寿命といわれています。

1年以内には劣化してしまうので、買い替えサイクルが非常に早くて正解なのです。

下着の替え時の見極め方

下着の替え時は、見た目にレースや糸のほつれが分かる場合や生地の劣化が見て分かる場合以外にもあります。

パンツは毎日履くものですし、ブラジャーに比べると消耗品なので劣化も早いので替え時が分かりやすいものです。

外見の劣化やゴムの緩みが出たら替え時でしょう。

一方ブラジャーの場合は見た目だけでは劣化が分かりにくいことが大半です。

ブラジャーの替え時は外見の劣化以外に、下着の替え時と挙げられるのは以下になります。

・ワイヤーが歪んだ時

・カップの形が崩れた時

・全体的にゆるみを感じるようになった時

特に形の崩れや歪みは着用だけでなく、洗濯でも引き起こされます。

ブラジャーは基本的には手洗いですが、洗濯機で洗ってしまうことでかなり寿命が縮んでしまうのです。

ワイヤーの歪みは平らな場所にブラジャーを置いて、ワイヤーが浮いていないか確認することが出来ます。

ワイヤーが歪めば着用時に痛みや不快感を感じるだけでなく、ブラジャーが上がったりというズレが頻繁に生じるようになります。

またブラジャーのストラップ部分が何度調整しても緩んでくる場合は、かなり劣化が進んでいると考えて良いでしょう。

洗濯をする際にストラップ部分を洗濯ばさみで留めると劣化が早くなるので、洗濯する際はアンダーバストの前部分に洗濯ばさみを挟むようにすることをお勧めします。

まとめ

下着は保護するだけでなく、矯正したり体のラインを綺麗に保つためには大切なものです。

古い下着を使い続けるデメリットを理解した上で、下着の寿命を把握して自分の今の状態に合った下着を身に付けるようにしましょう。

体重や年齢によって体のラインは変わっていくので、まめに下着のサイズ感を気にするようにすれば常に自分の体に合った下着を身に付けることが出来ます。

下着の寿命から考えると下着を上下セットで買う際はパンツを2枚買えばブラジャーの寿命と同じくらいの時期に替え時を迎えることが出来るでしょう。