思い生理痛の原因&緩和方法!生理痛に隠れている病気とは

女性なら毎月1回やってくる生理の日。生理中は蒸れやすく、ただでさえ不快感なのに、酷い生理痛にも悩まされている方は、意外と多いのではないでしょうか?

生理期間中は、単なるお腹の痛みだけではなく、腰痛や頭痛など、人によって様々な症状が現れます。また、あまりにも強い痛みの場合、何かしらの病気のサインである可能性もあるのです。

ここでは重い生理痛で悩まれている方に、生理痛が起こる原因や痛みを緩和する方法、そして生理痛に隠れている病気について紹介します。

 

生理痛が酷くなる原因とは?

重い生理痛を引き起こす原因についてまとめてみました。

・子宮の収縮やストレスが生理痛を引き起こす

血液を体外(子宮外)へ出すために、子宮は収縮運動を行います。その時、強い収縮が起きると生理痛として痛みが現れるのです。

また、仕事や恋愛、学業など、ちょっとしたストレスが、辛い生理痛の症状の原因となる場合もあります。女性は男性よりも何かと悩みが多いですし、ストレスも蓄積しやすいため、うまくストレス発散をすることが必要です。

・身体を冷やす食べ物は要注意!

重い生理痛を引き起こす原因には、食べ物も関係しています。

トマトやキュウリ、ナスなどの夏野菜は、身体を冷やしやすい食材の代表格です。

また、冬によく鍋物で使われている白菜も、実は冷えを促す食材のひとつのため、食べすぎには注意が必要です。

 

生理痛を緩和する有効な方法

生理痛を少しでも和らげることができれば、日常生活の支障も少なく済みますよね。

緩和する方法についてまとめました。

・身体の温め、血行を良くする

女性は男性よりも冷えやすく、血行が悪くなりやすいです。

重い生理痛で悩んでいる人の多くは“冷え性”と言われています。

冷えを改善するには、身体を温めることが最も大切で、生姜やゴボウなどの根菜類は身体を温めるのに有効な食材です。

また、お風呂につかり体の芯まで温まることで、冷えを防ぐことができます。

・ヨガなどの軽い運動で、心も身体もリフレッシュ!

重い生理痛は、運動不足も原因のひとつです。

デスクワークや普段身体を動かす習慣がない人は、運動が足りず、血液のめぐりが悪いため、強い痛みを引き起こしてしまうことがあります。

ウォーキングやヨガなど、軽い運動でも有効なので、適度に体を動かすようにしましょう。

身体を動かすと、同時に心もリフレッシュされるので、ストレス発散にも良いですよ。

 

強い生理痛がサイン!隠れている病気とは…?

ただの生理痛…と思っていたら、それは病気のサインだった!というケースもあります。

特に、前は生理痛がなかったという人や、どんどん生理痛が酷くなっているという方は要注意です。

・年々重くなる生理痛、それは“チョコレートのう胞”かもしれません

昔は生理痛に悩まされることはなかったけれど、年を重ねるごとに重い生理痛に悩まされている…。そんな人は、子宮内膜症チョコレートのう胞のサインである可能性があります。

いつも通りただの生理痛だから大丈夫!と放置してしまうと、チョコレートのう胞が破裂したり、子宮ガンなどの疾患の原因となる場合もあります。

チョコレートのう胞になる前に、重い生理痛に悩んでいる方は一度病院で診てもらうことをおすすめします。

 

重い生理痛には温かい飲み物が効果的!

生理痛を抑えるには、身体を温めるホットな飲み物がおすすめです。

生理痛だけでなく、心もホッと癒されますよ。

・生姜湯

身体を温めてくれる効果のある生姜がたっぷり入った生姜湯は、飲むと身体をポカポカと温まります。

血の流れも良くなると、冷えやむくみも改善されるため、辛い生理痛の症状が和らぐ場合がありますよ。

・ホット豆乳

豆乳には、大豆イソフラボンが多く含まれています。

大豆イソフラボンは、エストロゲンという女性ホルモンの一種に似た働きをしているため、ホルモンバランスの乱れを改善が期待できます。そのことからも、生理痛の緩和ができると考えられています。

ただし、豆乳は飲みすぎると生理痛を激しくしてしまう場合もあるため、1日の接種量をコップ1杯(200~300ml)程度にとどめておきましょう。

 

まとめ

重い生理痛は、生活習慣を少し見直すだけでも原因を払拭し、症状を改善することができます。

毎月のことだから、と痛みを放置せずに、まずは緩和方法を試してみましょう。

痛みがあまりにも強い場合は、勇気を出して病院で相談し、自分自身の身体を大切にしてあげてくださいね。