健康的で美しいボディラインを保つには、1日3食の食事をとって規則正しい生活習慣を送る事が大切です。
しかし、ダイエットのメニューを考えて食べているのにあまり効果がないなと悩んでいる人はいませんか?
実は同じ食事でも、食べる順番を変える事で太りにくいカラダを作る事ができるんです。
そこで今回は、美しいカラダをつくるためにおすすめの食べる順番についてご説明していきたいと思います。
正しい順番で食事をすると、ちゃんと満足感が得られるので間食としてお菓子を食べる回数も減り、健康的なカラダをつくることができますよ♪
いちばん最初に食べるのはお野菜
食事中に血糖値の上昇を緩やかにする事が、肥満を予防するポイントです。
欧米などでは、前菜の前にパンが出てきて最初に食べたりしますが、最初に炭水化物を食べてしまうと急激に血糖値が上がって肥満の原因になります。
理想的な食べる順番は、最初に食物繊維が豊富な野菜→お味噌汁→お刺身などのたんぱく質→お肉類などメイン→ご飯などの炭水化物の順番が良いでしょう。
お野菜から食べる理由
お野菜には食物繊維が豊富に含まれていますよね。
食物繊維には、食後の血糖値を緩やかにしてくれる働きがあるので、最初にお野菜を食べる事をおすすめします。
食後に血糖値が上昇してしまうと、インスリン(脂肪を溜めるホルモン)がたくさん分泌されてしまい体脂肪の増加につながってしまうのです。
また、お野菜はしっかり噛まないといけないため、たくさん噛んで満腹感を得るという効果もあります。
おデブまっしぐら!?NGな食べ方
間違いなく太ってしまう食べ方は…
- 野菜を摂らず、最初にご飯を大量に食べる
- 野菜少な目で炭水化物多めの食事
- ご飯を完全にカットした食事
- 1日2食、または1食といった食事
- 朝はパンにジャムを塗っただけの食事
これらの項目にあてはまる食事をしている人は、太ったカラダを作ってしまう可能性が高いのでこれからは食事の仕方を改める必要があります。
野菜よりご飯やパンが多めの食事
ご飯やパンが多めだったり、食事の際にご飯やパンを先に多く食べてしまうという人は、先ほどもお伝えしたとおり、血糖値が急上昇してしまいます。
そうすると太る原因になるので、和食ならお野菜や豆腐などの前菜を、洋食ならサラダを初めに食べるようにしてください。
炭水化物をカットした食事、または偏った食事
逆にご飯やパンの炭水化物を全て排除する食事をしている人も、カラダを太らせてしまう可能性があります。
なぜなら、炭水化物を抜く事ですぐお腹が空いてしまい、そうなると間食としてお菓子をつまみ食いしたくなって結果的には太ってしまいます。
炭水化物を抜くダイエットは、糖質を排除するかわりにたんぱく質を多めに摂取する必要があります。
でも、おかずでたんぱく質を摂りすぎると、それはそれで消化や吸収の負担がかかってしまい、体内のビタミンや酵素が消耗されて肌や爪といった末端まで栄養が行かなくなります。
すると、健康的で美しいカラダからはほど遠くなってしまいますよね。
ただ炭水化物を敵視するのではなく、適量はとった方がよいのです。
朝と晩のみの食事、もしくは晩だけ抜く食事など、偏った食べ方をしている人も、食生活が乱れてしまう原因となりますので、3食きっちりとバランスよく食べるようにしましょう。
朝は食パンのみという食事
朝は忙しいので朝食はパンのみという人は少なくないはずです。
しかし、食事の際、パンなど炭水化物をはじめに口にしてしまうと、体内の血糖値がグンと一気に上がってしまいます。
するとやはり太ったカラダを作ってしまうんですね。
まとめ
「美しくなるには食べる順番が大事」というテーマでお伝えしました。
ふだんから食物繊維が多く含まれる野菜をはじめに食べて、最後にご飯などの炭水化物を食べると、同じ食事でも吸収の仕方がだいぶ変わってきます。
食物繊維やたんぱく質などをうまく取り入れて毎日健康的なカラダを作ってくださいね。